ロンドン生まれ、ベネズエラで育まれた都会のサウンドをあなたに、ヘレミアス
Un Dia Mas en el Gran Circo
Un Dia Mas en el Gran Circo
Jeremias

今日紹介するのは、美しい緑の眼が印象的なヘレミアス(Jeremias)。ベネズエラ人の両親を持つ、ロンドン生まれのシンガーソングライターだ。英国出身ながら「英語なのはパスポートだけ」と語るとおり、ラテンアメリカをこよなく愛し人生の大半をベネズエラで過ごしている。

彼は、2000年にアビラ・レコードというレーベルを自ら設立し、2003年にデビューアルバム「Jeremias」をリリースした。これはスペイン、エクアドル、プエルトリコ、ベネズエラで販売され、それなりの実績を挙げることに成功した。その後、この才能に大手レーベルのユニバーサルが注目し彼と契約、2006年2月にアルバム「Ese que va por ahi」を発表した。様々なリズムや、スタイルの音楽をミックスさせた彼のサウンドは、新鮮な音楽を求めていた若者たちのニーズにフィットし、ベネズエラ国内でゴールドディスクに認定される成果を収めた。

ファーストシングル「Uno y uno es igual a tras」のビデオクリップは、フアネス(Juanes)やシャキラ(Shakira)の作品を手がけたこともあるグスタボ・ガルソン(Gustavo Garzon)が制作を担当した。車中で口づけをかわすカップルの前に、突然「オフィシャルな彼女」が立ちはだかり、フロントガラスを粉々に打ち砕くというインパクトのある映像がファンを沸かせた。この成功によって、ヘレミアスはビルボード誌の2006年「人気急上昇中のタレント」にラテン系アーチストの中で唯一選ばれることになる。
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注目アーチスト情報 | 21:22 | author : 4391
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美しく切ないカリブの音楽よ再び、ホルヘ・ビジャミサル
jorge
Jorge Villamizar
Jorge Villamizar

ファンに惜しまれつつ昨年解散したマイアミの人気ポップ・バンド、バシロス(Bacilos)。そのリーダー、ホルヘ・ビジャミサル(Jorge Villamizar)がソロアルバムをリリースするという嬉しいニュースが発表された。

ホルヘは1971年コロンビア生まれ。10歳のときにエクアドルに移住して18歳でコロンビアに戻った後、ロンドンに留学。その後1993年以降マイアミに住むようになり、現在に至っている。彼の音楽はビートルズの他アンデスのフォーク音楽にも影響を受けているというが、14歳にしてソーダ・ステレオ(Soda Stereo)エクアドル公演の前座を務め、ロンドン留学時も休日に地下鉄や路上で演奏していたところパーカッショニスト、ロビン・ジョーンズの目に留まり、バンドに招待されるなど、その才能は早くから花開いていた。こうしたキャリアを経て、マイアミでバシロスを結成したのである。

デビューアルバムは「Bacilos」だが、彼らがスターダムを駆け上る原動力となったのはセカンドアルバム「Caraluna」であった。これはグラミー・ラテン、およびグラミーの最優秀ラテン・ポップアルバムを受賞するヒット作となった。しかしサードアルバム「Sinverguenza」をリリースした後彼らはバンド解散を決定し、2007ビーニャ・デル・マルに集まった聴衆に対して別れを告げたのである。
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注目アーチスト情報 | 21:15 | author : 4391
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『失われたもの』への郷愁が心に伝わる、グロリア・エステファン「90マイル」

90マイル
グロリア・エステファン

キューバでは、今週、ラウル・カストロがフィデルの後継者として新国家評議会議長に選任された。一方で、1956年の革命時の混乱期に亡命した多くの人々は、故郷の土を踏むことなく現在もアメリカで暮らしている。彼らにとっての反革命のシンボルとも言える存在が、先週開催されたロ・ヌエストロ授賞式にプレゼンテーターとして出演したグロリア・エステファン(Gloria Estefan)だろう。

最新アルバムのタイトル「90マイル(2005)」とは、キューバとフロリダ・キーウエストの間の距離である。このタイトルが象徴的に示しているように、これはキューバ音楽や文化、ラテン音楽に対するトリビュート作品となっている。全14曲が収録されているが、いずれも典型的なキューバ・トロピカル音楽。かなりクラシカルなアレンジが施されているのが特徴的だが、二度と戻らない過去に対する郷愁の演出として極めて効果的だ。

グロリアの歌声には威厳と風格が漂い、彼女の凛とした強さが伝わってくる。強いて言えば、後半2曲の力強さが前半を圧倒しているような印象を受けるが、いずれにしても、全曲聴き応えは十分、素晴らしい完成度だ。普段はこうした典型的でクラシカルなトロピカル音楽は聞かない僕なのだが、曲に込められたパッションは理屈でなく、直接体や心にひしひしと伝わってくる。
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注目アーチスト情報 | 15:35 | author : 4391
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主を失った巨象なんて言わせない、新たな挑戦を開始したエレファンテ
eletante
Elefante Exitos
Elefante

メキシコのエレファンテ(Elefante)と言うと、大勢の見方は「一時代を博した過去のグループ」というものだろう。オリジナルのメンバーは、ボーカルのレイリ(Reyli)を筆頭に、Ahis-Flais(キーボード&ギター)、Gordito Tracks(ベース)、Iguana(ドラムス)とRafa(エレキギター)の5人であった。

彼らが2001年にアルバム「El que busca encuentra」でデビューするや否や、覚えやすいバンド名と新鮮なサウンドに人々はたちまち心を奪われた。

「De la noche a la manana」「Asi es la vida」などが爆発的にヒットし、中でも「Asi es la vida」は国民的ソングと形容できるくらい人々の間で親しまれるようになった。翌2002年8月には「Lo Que Andabamos Buscando」をリリースし、この年のプレミオ・オジェ!で最優秀ソロ・グループを受賞した。
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注目アーチスト情報 | 09:46 | author : 4391
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インパクトのあるサウンドとボイスが魅力的、スペインの兄弟デュオ「エストパ」


Allenrok
Estopa

久しくスペインのアーチストを扱っていなかったので、新アルバムをリリースしたばかりのエストパ(Estopa)を紹介することにしよう。

エストパは、ダビ (David Munoz、リード・ボーカル)と、ホセ (Jose Munoz、ギター・ボーカル)兄弟により生まれたグループだ。グループ名の由来は彼らが働いていたSEATの下請工場で、上長が生産性向上のために、しばしば叫んでいた「Daddle estopa!」というフレーズにある。音楽好きなこの兄弟は当初ルンバで知られるロス・チチョスの歌をカヴァーしていたが、やがてオリジナル曲を作るようになっていった。実際デビューアルバムに収録された8曲は、この時代に生み出されたものだ。

1996年にアルバム「Estopa」と、シングル「Suma y sigue」で、エストパはデビューした。最初の週はわずか15000枚の売上であったが、スペイン全土に渡るライブツアーのおかげで、知名度と人気が上昇。セカンドシングル「La raja de tu falda」のヒットも手伝い、最終的には100万枚以上のセールスを記録した。こうして彼らは2000年アミーゴ賞の新人賞、及び最優秀スペイングループ賞、オンダス賞の新人賞を獲得した。
パーフェクトワン

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注目アーチスト情報 | 15:09 | author : 4391
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洗練された新しいタイプのラテン・ロックで世界デビューできるかに注目、MOTEL(モーテル)
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Motel

今日紹介する「MOTEL」、もちろん休憩したり宿泊したりするアレではない。2000年初頭にメキシコ・シティで結成され、現在人気急上昇中のポップ・ロックグループのことである。

著名なプロデューサーの息子ビリー・メンデス(Billy Mendez、コンポーザー)と、クラシック音楽を学んだロドリゴ・ダビラ(Rodrigo Davila、ボーカル&コンポーザー)の2人は、当初自分たちで楽しめる音楽をやろうとMOTELを結成した。

やがてデュオとしてバーなどで歌を披露するようになり、聴衆の反響に手ごたえを感じた彼らは、このプロジェクトを次のステップへと移行させることにした。実力ある若手ミュージシャンとしてベニー・イバラのバックバンドなどで活躍していたペペ・ダミアン(Pepe Damian、ドラム)とルベン・プエンテ(Ruben Puente、ベース)をグループに招聘したのである。こうして現在のバンドが完成し、アルバム「MOTEL(2006)」でデビューを果たした。

ファーストシングル「Dime ven」のビデオがMTVで放映されるや否や、たちまちメキシコの若者は彼らに注目した。そしてこの年のプレミオ・オジェでは年間最優秀新人、スペイン語ロックシンガー/グループを受賞し、グラミー・ラテンにおいても最優秀シングル、最優秀アルバム(ソロ/グループ)にノミネートされたのである。
ライスフォース
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注目アーチスト情報 | 21:26 | author : 4391
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ロック&ラテンの絶妙なバランス感覚を忘れないで・・・フアネス「LA VIDA... ES UN RATICO」
La Vida...Es un Ratico
La Vida...Es un Ratico
Juanes

2006年に「MI SANGRE-『愛と情熱の絆』」で、待望の日本デビューを果たしたフアネス(Juanes)。1972年8月9日にコロンビアで生まれた彼は、アルバム「Fijate Bien(2000)」にてソロデビューした。セカンドアルバム「Un Dia Normal(2002)」は世界中でヒットし、その収録曲「A Dios Le Pido」は2002年のラテン・グラミー最優秀ロックソングを受賞、翌年も5部門で賞を獲得した。2004年にはサードアルバム「Mi Sangre」をリリース、これが冒頭に挙げた日本上陸作品となったのである。

さて、本日紹介するのは最新アルバム「LA VIDA... ES UN RATICO(2007)」。今のところ日本バージョンは発売されていないようであるが、一方で公式サイトを見るとシングルカット曲「メ・エナモラ〜僕は恋に落ちる」が公開されており、そこには「12月のニュー・アルバムに向けて」という注釈がついていた。実際はどうなっているのだろうか。
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注目アーチスト情報 | 21:50 | author : 4391
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ラテンアメリカの女性たちを象徴するフェイ「Faltan Lunas」
Faltan Lunas
Faltan Lunas
Fey

ラテンアメリカの女性を見てつくづく感じるのは、そのエネルギーの強さだ。『マチスモ』として知られる男性優位主義の考え方が強いラテンアメリカであるが、どことなくパッとしない男たちを尻目に、彼女達は隙のないファッションに身を包み、日々颯爽と闊歩する。一方で、彼女達は単にこうした攻撃的なエネルギーの放出に終始せず、フェミニンな魅力を表現することも忘れない。それは刺激的なファッションに現われていたり、感情を込めた言語的・非言語的コミュニケーションに込められていたりする。

そんなラテンアメリカの女性たちを、フェイ(Fey)は代表しているかもしれない。メキシコ・シティ出身のフェイは1995年にアルバム「Fey」でデビュー。瞬く間に注目を集めるアイドルとなり、1997年には国立公会堂にて10万人規模のライブを開催するなど、その人気はいったん絶頂に達した。ところが突然1999年に休養を宣言。その後2002年にアルバム「Vertigo」で復活する。これ以降、フェイの路線はダンサブルな曲が主体となっている。
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注目アーチスト情報 | 11:32 | author : 4391
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センスの良いサウンド、日本上陸の日も近い? アレックス・シンテック「leccion de vuelo」
Leccion de Vuelo
Leccion de Vuelo
Aleks Syntek

かねてから聴きたいと思っていたアレックス・シンテック(Aleks Syntek)の最新アルバム「leccion de vuelo(2007)」を遂に入手することができた。というのも、シングル「ベンディート・トゥ・コラソン」を聴いて以来、彼のライトなポップスが僕の耳から離れないのだ。

さて、マヤ文明でお馴染みのメキシコ・ユカタン州にて生まれたアレックスは、今日のメキシカンポップス界を支える最も実力あるアーチストのひとりとして認知されている。プロフェショナルとしての活動は1989年、オルタナティブ・バンド、アレックス・シンテック&ラ・ヘンテ・ノルマルの結成により始動した。90年代後半以降シングル「オトラ・パルテ・デ・ミ」などのヒット作によって人気を上昇させていく。

2001年以降は、ソロ活動が中心となり「De noche en la ciudad」以降2006年までにスタジオ収録アルバムを3枚リリースした。また様々なアーチストとのコラボレーションや、映画音楽の制作などにも積極的にチャレンジしている。最新アルバム「leccion de vuelo」には、そんな彼の甘くおしゃれなサウンドがちりばめられている。
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『見かけ』が全てだ、アレクス・ウバゴ「Aviones de cristal」
Aviones de Cristal
Aviones de Cristal
Alex Ubago

今日紹介するのはアレクス・ウバゴ(Alex Ubago)のアルバム「Aviones de cristal」だが、サウンドの印象についてはアルバムそのものを見てほしいと言うだけで済ませたい。というのも曲全体のイメージがアルバムのジャケット写真に集約されているからだ。

どこまでも続く麦畑に佇むアレクス。背景の青い空とのコンビーネーションにより雄大で透明な感覚を醸し出している。まさにこれがサウンドのイメージなのだ。
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注目アーチスト情報 | 23:05 | author : 4391
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